ハングルとは?

ハングル(한글 / hangeul)は、韓国語を書くための文字体系です。母音と子音を組み合わせて1つの音節(文字のかたまり)を作る仕組みになっていて、ルールがわかれば初めて見る文字も読めるようになるのが特徴です。

1443年に朝鮮王朝の世宗大王(セジョンデワン / 세종대왕)が制定した文字で、「誰でも簡単に読み書きできるように」という思いで作られました。そのため構造がとても科学的で合理的です。

21 母音
+
19 子音
=
40 基本文字

ハングルは1日で読み方を覚えられる」とよく言われるほどシンプルな仕組みです。このページの表を見ながら、1つずつ音を確認していきましょう。

母音(모음 / moeum)

韓国語の基本母音21種。まずはここから覚えましょう。

母音の覚え方のコツ

母音は基本母音10個合成母音11個の2グループに分かれています。基本母音のルールを覚えれば、合成母音は組み合わせで読めるようになります。

縦棒系(ㅏ ㅓ ㅣ)
口を左右に広げる音。「ア」「オ」「イ」の仲間です
横棒系(ㅗ ㅜ ㅡ)
口をすぼめる・上下に動かす音。「オ」「ウ」の仲間です
短い棒が付くとヤ行に変化
ㅏ(a)→ ㅑ(ya)、ㅓ(eo)→ ㅕ(yeo)、ㅗ(o)→ ㅛ(yo)のように、棒が1本増えると「ヤ行」の音になります

子音(자음 / jaeum)

平音・激音・濃音の19種。読み方とローマ字で覚えましょう。

平音・激音・濃音の違い

韓国語の子音は、息の出し方によって3つのグループに分かれています。日本語にはない区別なので、最初は難しく感じるかもしれませんが、音を聴き比べるとだんだんわかってきます。

平音(ㄱ ㄷ ㅂ ㅅ ㅈ)基本の音
普通の息の量で発音する基本の子音。日本語の「カ」「タ」「パ」に近いですが、もう少し柔らかい音です
激音(ㅋ ㅌ ㅍ ㅊ)息を強く
息を強くはっきり出して発音する音。ティッシュを口の前に置いて発音すると、激音のときだけ大きく揺れます
濃音(ㄲ ㄸ ㅃ ㅆ ㅉ)喉を詰める
喉をキュッと詰めてから出す音。日本語の「ちょっと」の「っ」の感覚に近いです。文字は平音を2つ重ねて書きます

次のステップ

ハングルを覚えたら、聴く・書く・読むの練習を始めましょう。